SFCG元会長、大島健伸容疑者(62)らが警視庁に逮捕されたことを受け、元顧客らの過払い金返還訴訟などに取り組む「日栄・商工ファンド対策全国弁護団」が16日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、「逮捕により、SFCGの財産隠匿行為が解明されることに強く期待する」との声明を発表した。
同弁護団によると、SFCGが日本振興銀行などに譲渡した債権は、平成20年8月から半年間だけで、2兆3千億円を超える。
元顧客らが支払った金利が過払い状態になっているにもかかわらず、複数の金融機関から督促を受けているケースもあるという。
同弁護団は「SFCGには多くの借り主や保証人が苦しめられてきた。すべての被害者が救済されるよう支援していきたい」としており、26、27日の両日に電話相談を受ける予定だ。
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